交通事故にあった直後は、誰でもパニックになります。
でも、最初の行動がその後の補償・施術・回復を大きく左右します。
業界歴40年のベテラン院長が、やるべきことを時系列でご案内します。
事故直後は「自分の安全」「相手・周囲の安全」「二次被害の防止」がすべての優先事項です。深呼吸して、これからのステップを順番に進めてください。
・警察:110(人身事故は必ず通報)
・救急車:119(負傷者がいる場合・気分が悪い場合)
・JAF:0570-00-8139(車両の故障・レッカー)
軽微な事故でも必ず警察に連絡してください。後から痛みが出ることが多く、警察への届け出がないと自賠責保険が使えなくなります。「示談で済ませよう」と相手に言われても、絶対に応じないでください。
時間の経過とともに、やるべきことが変わります。下記の流れに沿って、落ち着いて対応しましょう。
後続車に注意し、可能であれば路肩・安全な場所に車両を移動。発炎筒・三角表示板を出します。負傷者がいる場合は無理に動かさず、救急車を呼びます。
必ず「人身事故」として届け出てください。負傷者がいなくても、後から痛みが出ることが多いので、最初から人身事故扱いにする方が安心です。事故現場での実況見分に必ず立ち会いましょう。
ご自身の任意保険会社に事故を報告。「人身傷害補償保険」「弁護士費用特約」など、使える特約を確認してもらいます。同居家族の保険も対象になることがあるので確認しましょう。
事故当日に痛みがなくても、必ず整形外科を受診してください。骨折・内臓損傷・脳の異常がないか医師に確認してもらい、診断書を取得します。診断書がないと、自賠責保険手続きが進みません。
整形外科で骨折等がないことを確認した後、当院に来院してください。受付で「交通事故です」「整形外科で診断書を取得しました」とお伝えください。保険会社の連絡先もお知らせください。
📞 受付:03-3696-6303 / 平日・土曜 8:30〜12:00/15:00〜20:00
定期的に整形外科でも経過観察を受けつつ、当院で施術を継続します。むち打ち症・後遺症の予防には、3〜6か月間の継続的な施術が大切です。
施術完了後、保険会社と示談交渉に入ります。後遺症が残る場合は後遺障害等級の認定を申請。施術記録は当院で作成します。納得できない場合は弁護士相談を検討してください。
気が動転していると、つい以下のような行動を取りがちです。後で大きな不利益になるため、絶対に避けてください。
「警察を呼ぶべきか」「整形外科にどう伝えるか」「保険会社にどう連絡するか」――業界歴40年の経験から、状況に合わせてアドバイスします。📞 03-3696-6303
事故直後は痛みがなく、3日後に首が痛くなりました。今からでも対応できますか?
はい、対応できます。むち打ち症は事故後数日経ってから症状が出ることが珍しくありません。すぐに整形外科を受診して診断書を取得し、警察にも「人身事故への切り替え」を相談してください。その後、当院に来院いただければ施術を進められます。
物損事故にしてしまいましたが、人身事故に切り替えられますか?
はい、可能です。整形外科の診断書を持参して警察署に行き、「人身事故への切り替え」を申請してください。事故から日数が経つほど認められにくくなるので、早めに動きましょう。
整形外科に行く時間がありません。整骨院だけでも大丈夫ですか?
いいえ、必ず最初は整形外科を受診してください。整骨院だけだと自賠責保険の手続きが難航し、骨折・内臓損傷を見逃す危険もあります。整形外科で診断書を取得した後で、当院に来院いただければ並行して施術が可能です。
相手と連絡先を交換し忘れました。どうすればいいですか?
警察に届け出ていれば、交通事故証明書から相手の情報を確認できます。警察に届け出ていない場合は、目撃者・防犯カメラ・ドラレコ映像から特定する必要があります。状況を整理した上で、当院または弁護士にご相談ください。
バイク事故・自転車事故でも同じ流れですか?
基本的な流れは同じです。バイクは自賠責保険があるため、車との事故と同じ流れです。自転車事故の場合は自賠責保険がないので、相手の個人賠償責任保険・ご自身の人身傷害保険などを活用します。詳しくは「ひき逃げ・無保険車」ページをご覧ください。