腸腰筋・脊柱起立筋・多裂筋など腰痛の原因となる筋肉の機能・症状・治療法を詳しく解説
腰痛は単一の筋肉だけでなく、複数の筋肉のバランスが崩れて発症することがほとんどです。葛飾区四ツ木のぞみ整骨院では筋硬度測定で各筋肉の硬さを数値化し、どの筋肉が腰痛の原因かを特定してから施術します。むやみにもむのではなく、原因筋にアプローチすることが早期回復のカギです。
当院では施術前後に筋硬度測定を行い、各筋肉の硬さを数値で記録します。「どの筋肉にアプローチすべきか」「治療効果が出ているか」を客観的な数値で管理しながら施術を進めます。
深層にある筋肉は表面から触れにくいため、干渉波治療・超音波観察(エコー)で直接確認しながら施術します。
大腰筋・腸骨筋・小腰筋の総称で、腰椎と骨盤を大腿骨につなぐ体幹最重要インナーマッスルです。股関節を屈曲させる主動作筋で、腰椎の前弯(S字カーブ)の維持に欠かせません。腸腰筋が短縮・硬化すると腰椎が過剰に前弯して腰痛の原因になります。デスクワーク・長時間の座位で特に短縮しやすく、腰痛患者の多くに腸腰筋の問題が見られます。
腸骨稜から第12肋骨・腰椎横突起に付着する深層の四角形の筋肉です。腰部の側屈と腰椎の安定に重要な役割を担います。片側だけに緊張が生じると骨盤の傾き・機能性側弯の原因になります。「ぎっくり腰」でも関与することが多く、腰痛で最もよく触れられる深層筋のひとつです。
脊椎に沿って走る深層の小さな筋肉群で、体幹の最重要スタビライザー(安定筋)です。隣接する椎体間の安定に特化した筋肉で、運動よりも固定に特化しています。腰痛患者では多裂筋の萎縮・機能低下が多く報告されており、腰痛の慢性化・再発の主要因のひとつです。インナーマッスルのため干渉波治療で直接アプローチします。
仙骨から大腿骨大転子に付着する深層外旋筋のひとつです。坐骨神経のそばを走るため、梨状筋が過緊張すると坐骨神経を圧迫し「梨状筋症候群」と呼ばれる坐骨神経痛様の症状を引き起こします。腰椎ヘルニアと症状が似ており、超音波観察(エコー)での鑑別が重要です。
中殿筋・小殿筋の総称で、骨盤外側から大腿骨大転子に付着します。片脚立位・歩行時の骨盤の水平維持に欠かせない筋肉です。中小殿筋が弱化すると歩行時に骨盤が横に傾く「トレンデレンブルグ歩行」が生じます。腰痛・股関節痛・膝痛の原因になることも多い筋肉です。
表層筋は直接触れやすくマッサージの主なターゲットです。筋硬度測定で各筋肉の硬さを数値化します。
背骨に沿って走る背部最大の筋肉群で、腸肋筋・最長筋・棘筋の3つで構成されます。直立姿勢の維持に欠かせない「抗重力筋」の代表で、慢性腰痛の主要な原因筋です。長時間の前傾姿勢・デスクワーク・重労働で疲労・緊張しやすく、慢性腰痛の主犯となることが多いです。当院で最も重点的にアプローチする筋肉のひとつです。
脊椎の棘突起から上方の椎骨横突起に付着する筋肉です。背骨の安定性維持と伸展動作に関与します。長時間の前傾姿勢や重労働で疲労しやすく、背中の張り・腰背部痛の原因になります。頸椎から腰椎まで広く存在するため、肩こりと腰痛の両方に関与することがあります。
腸骨から肋骨にかけて走る脊柱起立筋の外側部分です。腰部・胸部・頸部の3つの部分に分かれます。脊椎の伸展・側屈に関与し、腰背部痛の原因筋のひとつです。腰部腸肋筋は特にぎっくり腰に関与することが多く、触診で硬結(硬いしこり)が確認されることがあります。
脊柱起立筋の中間部分で、仙骨から頭部にかけて走る体内最長の筋肉です。腰最長筋・胸最長筋・頭最長筋に分かれます。脊椎の伸展・側屈に主要な役割を果たし、腰痛の原因筋として重要です。腰部では腸肋筋と並んで腰背部痛の中心的な筋肉です。
外腹斜筋と内腹斜筋の総称で、腹部の側面を覆う筋肉です。体幹の安定・回旋動作・腹圧の調整に重要な役割を果たします。腹斜筋が弱化すると体幹が不安定になり腰椎への負担が増大して腰痛が生じます。腰痛予防・改善のためのコアトレーニングで最も重要な筋肉のひとつです。
腰痛は1つの筋肉だけが原因になることは少なく、複数の筋肉のバランスの崩れが原因です。当院では痛みのある表層筋へのマッサージに加え、指が届かないインナーマッスルには干渉波治療器を併用します。さらに腰椎・骨盤牽引治療を組み合わせることで、根本からの早期回復を目指します。